特集 代謝性疾患と皮膚病
臨床例
免疫組織学的検討を行った浮腫性硬化症の3症例
村山 直也
1
,
鍬塚 大
,
宇谷 厚志
1長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科皮膚病態学
キーワード:
Fludroxycortide
,
頸部
,
紅斑
,
紫外線療法
,
生検
,
糖負荷試験
,
背部
,
浮腫性硬化症
,
免疫組織化学
,
糖尿病性合併症
,
エキシマランプ
Keyword:
Back
,
Biopsy
,
Flurandrenolone
,
Erythema
,
Glucose Tolerance Test
,
Immunohistochemistry
,
Neck
,
Scleredema Adultorum
,
Ultraviolet Therapy
,
Diabetes Complications
pp.609-612
発行日 2017年6月1日
Published Date 2017/6/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2017263806
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<症例のポイント>中壮年男性の、後頸部から上背部に生じた浮腫性硬化症の3例を経験した。糖尿病に先行して発症することがあることから75gブドウ糖負荷試験(OGTT)を行ったところ、いずれの症例も糖尿病との関連が示唆された。先行感染や、ガンマグロブリン値の異常はなかった。浮腫や硬化を生じる物質の検索や、糖尿病による微小循環障害との関係を調べるため、免疫組織学的な検討を行った。
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