特集 石灰化・骨化をきたす皮膚病
臨床例
石灰化を伴った踵部の血管平滑筋腫
山田 良則
1
,
金丸 麻衣
,
田嶋 佐妃
,
奥沢 康太郎
,
野見山 朋子
,
竹中 秀也
,
加藤 則人
1京都府立医科大学 皮膚科学教室
キーワード:
踵部
,
神経鞘腫
,
鑑別診断
,
生検
,
皮膚疾患-足部
,
皮膚腫瘍
,
表皮嚢胞
,
平滑筋腫
,
血管筋腫
,
拡散MRI
,
皮膚外科
Keyword:
Biopsy
,
Diagnosis, Differential
,
Epidermal Cyst
,
Foot Dermatoses
,
Heel
,
Leiomyoma
,
Neurilemmoma
,
Skin Neoplasms
,
Angiomyoma
,
Diffusion Magnetic Resonance Imaging
,
Dermatologic Surgical Procedures
pp.715-718
発行日 2016年7月1日
Published Date 2016/7/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2016320848
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<症例のポイント>石灰化を伴った踵部の血管平滑筋腫の1例を報告した。靴で擦れるなどの慢性刺激と長期間の放置により、腫瘍の巨大化および石灰化をきたしたと考えられた。本症は足部の弾性硬~骨様硬の有痛性結節を認めた場合に鑑別の1つとして想起すべき疾患と思われた。
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