特集 石灰化・骨化をきたす皮膚病
臨床例
multiple miliary osteomas of the face
水田 栄樹
1
,
谷村 裕嗣
,
中丸 聖
,
槙村 馨
,
岡本 祐之
,
細川 宏
,
清原 隆宏
1関西医科大学総合医療センター 皮膚科
キーワード:
X線診断
,
尋常性ざ瘡
,
鑑別診断
,
生検
,
皮膚疾患-顔面
,
マッサージ
,
汗管腫
,
スキンケア
,
皮膚骨腫
,
皮膚保湿剤
,
稗粒腫
Keyword:
Acne Vulgaris
,
Biopsy
,
Diagnosis, Differential
,
Facial Dermatoses
,
Massage
,
Radiography
,
Skin Care
,
Syringoma
pp.719-722
発行日 2016年7月1日
Published Date 2016/7/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2016320849
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<症例のポイント>10年前に頬部に正常皮膚色、数mm大の小結節が出現し、次第に両頬部に散在してきた。8年前から3年間、ヨーグルトパックによるマッサージを毎日行っており、4~5年前から10日に1回、自己ピーリングをしていた。単純X線検査では接線方向で頬部に多数の石灰化を認めていた。病理組織学的所見で真皮浅層から深層にかけて、周囲に裂隙を伴う球状、好酸性の骨様構造を認めた。
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