特集 播種状の皮膚病
臨床例
海外で感染したデング熱
野柳 俊明
1
,
江下 優樹
1新生会高田中央病院 皮膚科
キーワード:
デング熱
,
デングウイルス
,
エリテマトーデス-全身性
,
鑑別診断
,
診断用試薬キット
,
マラリア
,
旅行
,
インド
,
輸入感染症
,
待機療法
Keyword:
Communicable Diseases, Imported
,
Diagnosis, Differential
,
Dengue
,
Dengue Virus
,
Malaria
,
India
,
Lupus Erythematosus, Systemic
,
Reagent Kits, Diagnostic
,
Travel
,
Watchful Waiting
pp.291-294
発行日 2016年3月1日
Published Date 2016/3/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2016170503
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<症例のポイント>インド北部のバックパッカー旅行を行った後、発熱と倦怠感がみられ、デング熱検査によりデング熱と診断した1例を報告する。デング熱は、デングウイルスによる感染症であり、わが国では主にネッタイシマカ、ヒトスジシマカによって伝播する。デング熱と診断したときは、感染症法第4類に該当するので、速やかに最容りの保健所に届けなければならない。
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