特集 痒みのない皮膚病
臨床例
皮膚潰瘍を形成した原発性皮膚クリプトコッカス症
丸山 彩乃
1
,
亀井 利沙
,
水野 麻衣
,
吉良 正浩
1市立池田病院 皮膚科
キーワード:
クリプトコッカス症
,
Fluconazole
,
下肢潰瘍
,
鑑別診断
,
生検
,
デブリードマン
,
経口投与
,
皮膚疾患-下肢
,
皮膚疾患-真菌性
,
蜂巣炎
,
膿皮症-壊疽性
Keyword:
Administration, Oral
,
Biopsy
,
Diagnosis, Differential
,
Debridement
,
Cellulitis
,
Dermatomycoses
,
Cryptococcosis
,
Leg Dermatoses
,
Leg Ulcer
,
Fluconazole
,
Pyoderma Gangrenosum
pp.1187-1190
発行日 2015年12月1日
Published Date 2015/12/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2016073951
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<症例のポイント>皮膚潰瘍を形成した原発性皮膚クリプトコッカス症の1例を経験した。自験例ではステロイド長期内服を背景に、庭仕事での転倒時の外傷が感染源となったと考える。皮膚クリプトコッカス症では皮膚症状が多彩であり、自験例の様に蜂窩織炎として反応が悪い場合も、本症を念頭において、積極的な皮膚生検・組織培養が望まれる。
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