特集 手の皮膚病
臨床例
掌蹠病変が先行した好酸球性膿疱性毛包炎
佐々木 洋香
1
,
小林 慶儀
,
岡田 佳与
,
加来 洋
,
遠藤 雄一郎
,
藤澤 章弘
,
谷岡 未樹
,
大日 輝記
,
宮地 良樹
,
椛島 健治
1京都大学 大学院医学研究科皮膚生命科学
キーワード:
Indomethacin
,
湿疹-汗疱状
,
鑑別診断
,
経口投与
,
掌蹠膿疱症
,
毛包炎-好酸球性膿疱性
Keyword:
Administration, Oral
,
Diagnosis, Differential
,
Indomethacin
,
Eczema, Dyshidrotic
,
Psoriasis
pp.1069-1072
発行日 2015年11月1日
Published Date 2015/11/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2016042837
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<症例のポイント>掌蹠病変が先行した好酸球性膿疱性毛包炎を経験した。掌蹠外病変を伴う掌蹠膿疱症との鑑別が問題となった。ステロイド外用や光線療法に抵抗性であり、インドメタシン内服が有効であった。インドメタシン内服は掌蹠病変を伴う好酸球性膿疱性毛包炎の診断的治療として有用である。
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