展望
トラベルメディスンと皮膚疾患
廣幡 智子
1
,
濱田 篤郎
1東京医科大学附属病院 渡航者医療センター
キーワード:
下痢
,
高山病
,
皮膚疾患
,
マラリア
,
予防接種
,
旅行
,
遠隔医療
,
航空機
,
時差症候群
,
気候変動
,
旅行医学
,
輸入感染症
Keyword:
Communicable Diseases, Imported
,
Aircraft
,
Altitude Sickness
,
Diarrhea
,
Malaria
,
Skin Diseases
,
Vaccination
,
Travel
,
Telemedicine
,
Jet Lag Syndrome
,
Climate Change
,
Travel Medicine
pp.630-636
発行日 2013年7月1日
Published Date 2013/7/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2013317301
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2012年の日本人海外出国者数は過去最高の1,849万人にのぼり,国民の7人に1人が海外渡航する時代となっている.こうした海外渡航者の健康問題を扱う領域がトラベルメディスンで,「国際間の人の移動に伴う健康問題や疾病を究明し予防する医学」と定義されている.本章ではトラベルメディスンの全体像を解説するとともに,海外渡航者にみられる皮膚疾患の実態について,われわれの調査結果をもとに紹介する.(「はじめに」より)
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