海外に行くと言われたら-渡航前後の医学的問題について 渡航関連感染症を経路別に考える
血液・体液を介する感染症 渡航関連の血液・体液媒介感染症の予防と診断のための知識
大場 雄一郎
1
1大阪府立病院機構大阪府立急性期総合医療センター
キーワード:
HIV Infection
,
ワクチン
,
肝炎-B型
,
肝炎-C型
,
予防接種
,
旅行
,
B型肝炎ワクチン
,
血液媒介病原体
,
旅行医学
,
輸入感染症
Keyword:
Communicable Diseases, Imported
,
Hepatitis B
,
Hepatitis C
,
Vaccination
,
Vaccines
,
Travel
,
HIV Infections
,
Blood-Borne Pathogens
,
Hepatitis B Vaccines
,
Travel Medicine
pp.933-936
発行日 2017年5月1日
Published Date 2017/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2017209334
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感染リスクのある血液・体液曝露は日常生活ではまれだが,渡航中の非日常的な行動で罹患リスクが増える可能性がある.渡航前外来受診者に対するB型肝炎ワクチン接種と血液・体液媒介感染症の予防法の教授は重要な事前介入である.受診した帰国者が血液・体液媒介感染症に罹患している場合には,適切に診断し対応できることが求められる.
©Nankodo Co., Ltd., 2017