特集 手術適応を考える
傍外尿道口囊腫(男児)・傍尿道囊腫(女児)
北原 修一郎
1
Shuichiro Kitahara
1
1長野赤十字病院小児外科
pp.186-190
発行日 2026年2月25日
Published Date 2026/2/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001468
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
男児の傍外尿道口囊腫は,外尿道口周囲に生じる囊胞性病変であり,川見らによると,1914年の大野らの最初の報告に始まり,1984年に中目らがわが国の32例を報告し,以後の報告を合わせると約60例の報告がある。自覚症状を欠くため受診機会に乏しく,放置されることも多いうえに,受診に至っても臨床的意義は小さく,文献的に報告される機会は少ない,明らかな罹患率は不明であると述べている1)。

© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.

