特集 小児鼠径ヘルニアupdate
内視鏡外科手術の現状(疫学,手術年齢,手術)―当院における腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術症例の検討―
大野 通暢
1
,
前田 悠太郎
1
,
入江 理絵
1
Michinobu Ohno
1
,
Yutaro Maeda
1
,
Rie Irie
1
1さいたま市立病院小児外科
pp.12-16
発行日 2026年1月25日
Published Date 2026/1/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001423
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はじめに
当院では遠藤昌夫先生(小児外科学会名誉会員)の指導のもと,1998年ごろから小児外鼠径ヘルニア(陰囊・精索水腫・Nuck管水腫を含む)に対し,さまざまな工夫を凝らしながら,手術器具の試行錯誤を繰り返し,腹腔鏡下腹膜鞘状突起閉鎖術あるいは腹腔鏡下経皮的腹膜外ヘルニア閉鎖術(laparoscopic percutaneous extraperitoneal closure:LPEC)法を施行してきた1)。一市立病院の小児外科において,これまで3,000例以上の症例数を経験し,そこから得た報告(今回は主に疫学),成績および専用針であるEndoneedle Neo®を用いたわれわれのLPEC法を報告する。

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