特集 医療安全と事故・紛争対応への実際
医療安全
死亡時画像診断(Ai)の役割
山本 正二
1
Seiji Yamamoto
1
1一般財団法人Ai情報センター
pp.1056-1060
発行日 2025年10月25日
Published Date 2025/10/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001340
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はじめに
オートプシー・イメージング(以下,Ai)は,CTまたはMRIを使用して死因を特定するための検査手法である。現在Aiは犯罪見逃しを防ぐため,または医療関連死が疑われる場合に実行されることが多い。しかし,CT装置はすでに日本全国に多数あり,誰でもどこでもAiを実施することが可能である。今後,Aiは,社会的に受け入れられ,将来的にはもっと普及すると思われる。本稿では医療事故調査におけるAiの重要性について解説した。

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