特集 死因究明制度の現状と将来展望
死亡時画像診断(Ai)技術の現状と課題
高橋 直也
1
,
樋口 健史
2
1新潟大学大学院保健学研究科
2新潟市民病院放射線診断科
pp.326-329
発行日 2015年5月15日
Published Date 2015/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401208181
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死因究明のための最も有用な手法は解剖であるが,世界的に解剖の機会は低下している1).一方,近年のCTやMRIなどの画像診断の進歩は著しく,2000年ごろから国内外でCTやMRIを死因究明に用いるようになった2,3).日本では死亡時画像診断は,Autopsy imaging(Ai)として広く知られている4,5).
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