特集 胆道閉鎖症の研究update
選択的左葉腫大の診断的意義
三藤 賢志
1
,
池田 修斗
1
,
佐々木 航
1
,
橋本 拓朗
1
,
銭谷 成剛
1
,
高間 勇一
1
,
佐々木 隆士
1
Kenji Santo
1
,
Shuto Ikeda
1
,
Wataru Sasaki
1
,
Takuro Hashimoto
1
,
Shigetake Zenitani
1
,
Yuichi Takama
1
,
Takashi Sasaki
1
1大阪市立総合医療センター小児外科
pp.163-167
発行日 2024年2月25日
Published Date 2024/2/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000724
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Ⅰ.目 的
胆道閉鎖症(BA)の病因はいまだ解明されておらず,さらにその予後についても葛西手術前後での精確な予測はなお難しい1)。早期の葛西手術が予後良好因子2)であることは知られているものの,現在BA診断確定のツールとして高侵襲で難易度の高い胆道造影に代わるものはなく,低侵襲で簡便なツールが求められている。
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