特集 知っておきたいリンパ系の画像診断
特徴的なリンパ腫大を呈する疾患
馬場 亮
1
,
尾尻 博也
2
,
瀬戸 由貴
3
,
山添 真治
3
,
小橋 由紋子
3
,
池田 耕士
2
,
山内 英臣
2
,
荻野 展広
4
,
最上 拓児
3
1東京歯科大学市川総合病院放射線科，東京慈恵会医科大学放射線医学講座
2東京慈恵会医科大学放射線医学講座
3東京歯科大学市川総合病院放射線科
4東京慈恵会医科大学附属第三病院放射線科
キーワード：
リンパ節
,
画像診断
,
CT
,
MRI
Keyword:
リンパ節
,
画像診断
,
CT
,
MRI
pp.1161-1171
発行日 2018年9月25日
Published Date 2018/9/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000000777
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リンパ節腫大を示す病態の多くは反応性であるが，時に腫瘍性，感染性・非感染性疾患が含まれる．画像所見として，多くの病態では内部均一な非特異的なリンパ節腫大としてみられるが，化膿性リンパ節炎，結核性リンパ節炎などの疾患では内部増強不良を示し，サルコイドーシス，IgG4関連疾患などの疾患では全身性のリンパ節腫大として認められる．これらの特徴的所見は質的診断および適切な治療選択に寄与しうる．
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