特集 喉頭・気管病変 治療の工夫と予後
声門下腔狭窄症に対する内視鏡治療
辻 恵未
1
,
服部 健吾
1
,
津川 二郎
1
,
吉村 翔平
1
,
西島 栄治
1
Emi Tsuji
1
,
Kengo Hattori
1
,
Jiro Tsugawa
1
,
Shohei Yoshimura
1
,
Eiji Nishijima
1
1愛仁会高槻病院小児外科
pp.1076-1081
発行日 2023年10月25日
Published Date 2023/10/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000605
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はじめに
声門下腔狭窄症(subglottic stenosis:SGS)の治療には,喉頭気管形成術と内視鏡治療がある。喉頭気管形成術は手術手技や周術期管理が複雑であるため,軽度~中等度のSGSに対する初回治療として内視鏡治療を選択することがある。また,喉頭気管形成術後に残存した狭窄病変に対するサルベージ治療としても内視鏡治療が行われることがある。
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