特集 喉頭・気管病変 治療の工夫と予後
喉頭顕微鏡下手術(ラリンゴマイクロサージェリー)
福本 弘二
1
Koji Fukumoto
1
1静岡県立こども病院小児外科
pp.1052-1054
発行日 2023年10月25日
Published Date 2023/10/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000599
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はじめに
喉頭・気管病変に対する喉頭顕微鏡下手術の役割は,狭窄に対する治療が主体となるが,その他にも誤嚥など適応となる病態がある。小児では,成人と比べて直達鏡での視野展開が容易なため,声門上・声門や梨状窩だけでなく声門下腔から気管切開口周辺までの上部気管が手術可能な範囲となる。
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