特集 高位・中間位鎖肛手術術式の成績と問題点アップデート
高位・中間位鎖肛手術術式の成績と問題点―筋群切開を伴う術式について―
岩井 潤
1
,
中田 光政
1
,
佐永田 友季子
1
,
瀧口 翔太
1
,
齋藤 武
1
Jun Iwai
1
,
Mitsuyuki Nakata
1
,
Yukiko Saeda
1
,
Shota Takiguchi
1
,
Takeshi Saitoh
1
1千葉県こども病院小児外科
pp.656-660
発行日 2022年7月25日
Published Date 2022/7/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000172
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
高位・中間位鎖肛に対する術式の成績と問題点について,本稿では挙筋切開を伴う術式として,後方矢状切開法(posterior sagittal anorectoplasty:PSARP)1)を中心に検討する。術後成績は,直腸肛門奇形術後排便機能の臨床的評価法試案(排便スコア)で評価した。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.