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特集 ロボット時代の泌尿器科手術②—新たな術式への挑戦
Ⅴ.骨盤臓器脱に対するロボット支援仙骨腟断端固定術
術式と手術成績
Robot-assisted sacrocolpopexy for pelvic organ prolapse
佐々木 ひと美
1
,
伊藤 正浩
1
,
竹中 政史
1
,
深谷 孝介
1
,
深見 直彦
1
,
日下 守
1
,
星長 清隆
1
,
白木 良一
1
Hitomi Sasaki
1
,
Masahiro Ito
1
,
Masashi Takenaka
1
,
Kosuke Fukaya
1
,
Naohiko Fukami
1
,
Mamoru Kusaka
1
,
Kiyotaka Hoshinaga
1
,
Ryoichi Shiroki
1
1藤田保健衛生大学医学部腎泌尿器外科学講座
キーワード:
骨盤臓器脱
,
ロボット
,
腹腔鏡下手術
Keyword:
骨盤臓器脱
,
ロボット
,
腹腔鏡下手術
pp.950-956
発行日 2015年10月20日
Published Date 2015/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205475
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要旨 現在,骨盤臓器脱の治療として経腟的,経腹的手術が施行されている。経腹的仙骨腟断端固定術は経腟的手術に比べメッシュによる合併症が少ないことが報告されており,また2014年から腹腔鏡手術での保険適用が可能となったことから手術件数が増加している。しかしながら奥深い骨盤底での縫合など術者の熟練度を要求される手術でもある。本稿ではロボット支援仙骨腟固定術の手術手技および腹腔鏡手術または開腹手術との手術成績を比較しロボット支援仙骨腟固定術の有用性について述べる。
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