特集 小児科医が診る神経発達症:小児科臨床と発達支援のクロスオーバー
各論 神経発達症に由来する不適応状態へのベーシックな対応
不登校やひきこもりへの対応
小林 穂高
1
Hodaka Kobayashi
1
1名張市立病院小児科
pp.1601-1606
発行日 2025年12月1日
Published Date 2025/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002803
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はじめに
田中1)は,「発達障害をもつ人」は「生活することそのものに途方に暮れ,困惑し,不安がり,傷つき困っている」ことから「発達障害は生活障害である」という視点を提示している。この「生活」という概念を「学校生活」に置き換えて考えると,「発達障害をもつ子ども」は「学校生活そのもの」に途方に暮れ,困惑し,不安を感じ,傷ついて困っているのである。そして,こうした困難は,時として不登校というかたちで表出することがある。

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