特集 小児科医が知っておきたい精神医学
症状からみた鑑別診断・対応のポイント 不登校・ひきこもり
田中 康雄
1
1こころとそだちのクリニックむすびめ
キーワード:
恐怖
,
鑑別診断
,
逃避反応
,
不安
,
問題解決
,
家族関係
,
不登校
,
引きこもり
,
家庭環境
,
受療行動
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Family Relations
,
Fear
,
Problem Solving
,
Patient Acceptance of Health Care
,
Phobic Disorders
,
Escape Reaction
,
Home Environment
,
Anxiety
pp.1881-1883
発行日 2019年12月1日
Published Date 2019/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020088619
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<Key Points>(1)不登校・ひきこもりを呈する子どもたちは、個別的で多様、異質さがあるが、基本的に、他者とのかかわりを求めている。(2)そもそも、個々の子ども理解を深め、不登校・ひきこもりは、自分自身と十分に向き合い、これからの生き方を探す契機であると理解する。(3)対応の基本は、成長を信じて付き合い続けることで、登校の有無よりも、日々をどう生きているかに目を配ることである。
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