特集 小児日常診療でその薬を使うとき・使うべきでないとき
VII 腎・泌尿器
74.腎移植とミコフェノール酸モフェチル
寺西 淳一
1
1横浜市立大学附属市民総合医療センター 泌尿器科・腎移植科
キーワード:
腎臓移植
,
免疫学的脱感作
,
ドラッグモニタリング
,
禁忌(治療)
,
小児薬用量
,
Mycophenolate Mofetil
Keyword:
Desensitization, Immunologic
,
Mycophenolic Acid
,
Kidney Transplantation
,
Drug Monitoring
pp.1662-1663
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/J00639.2017086346
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腎移植は,小児の末期腎不全に対する腎代替療法の第1選択である.本邦における腎移植成 績の改善は目覚ましいが,免疫抑制薬として抗CD25抗体(バシリキシマブ)とともにミコフェノール酸モフェチル(セルセプト®,以下MMF)が使用可能となり,腎移植導入期の急性拒絶反応が激減したことが多いに影響している.
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