特集 小児日常診療でその薬を使うとき・使うべきでないとき
VII 腎･泌尿器
７１．ループス腎炎とミコフェノール酸モフェチル･タクロリムス
小椋 雅夫
1
,
石倉 健司
1国立成育医療研究センター 腎臓･リウマチ･膠原病科
キーワード：
腎炎-ループス
,
Tacrolimus
,
寛解導入
,
禁忌(治療)
,
Mycophenolate Mofetil
Keyword:
Mycophenolic Acid
,
Lupus Nephritis
,
Remission Induction
,
Tacrolimus
pp.1656-1657
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/J00639.2017086343
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治療は，ステロイド薬と免疫抑制薬の併用が原則で，小児では成長障害などのステロイド薬の副作用を最小限にすること，そのため免疫抑制薬の併用を積極的に行うことが重要である．本稿では，免疫抑制薬であるミコフェノール酸モフェチルとタクロリムスについて，寛解導入療法と寛解維持療法に分けて概説する．
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