Japanese
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特集 エキスパートが教える 小児の薬物治療
Ⅲ.疾患別
B.感染症
インフルエンザ
Influenza
中野 貴司
1
Takashi Nakano
1
1川崎医科大学小児科学
キーワード:
インフルエンザ
,
ノイラミニダーゼ阻害薬
,
キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬
,
ファビピラビル
,
解熱薬
Keyword:
インフルエンザ
,
ノイラミニダーゼ阻害薬
,
キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬
,
ファビピラビル
,
解熱薬
pp.273-279
発行日 2023年11月30日
Published Date 2023/11/30
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000001228
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1 疾患概念
1)臨床経過の概要
インフルエンザの典型的な臨床経過は,突然の高熱に加えて咽頭痛や咳などの呼吸器症状が出現する。潜伏期間は通常1~4日間で,2日間前後のことが多い。初発症状として発熱の頻度は高く,悪寒を伴う高熱が急に出現する。また,低年齢児ほど高熱を認める頻度が高いとされる。
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