特集 いま知っておきたい 先天性代謝異常症などの新生児マススクリーニング
総論
タンデムマス法以外の方法を用いた検査
望月 弘
1
MOCHIZUKI Hiroshi
1
1大宮ナーシング・ピア(元 埼玉県立小児医療センター代謝内分泌科)
pp.228-231
発行日 2026年3月10日
Published Date 2026/3/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002616
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はじめに1)
わが国における新生児マススクリーニング(neonatal mass screening:NMS)は,衛生行政の一環として1977年にフェニルケトン尿症など5つの先天性代謝異常疾患を対象として開始された。その後,1979年に先天性甲状腺機能低下症(congenital hypothyroidism:CH)が,1988年に先天性副腎過形成症(congenital adrenal hyperplasia:CAH)が対象疾患とし追加された。1994年に対象疾患の見直しが行われ,ヒスチジン血症が除かれた。その結果,4つの代謝疾患(フェニルケトン尿症,メープルシロップ尿症,ガラクトース血症,ホモシスチン尿症)と前述の2つの内分泌疾患を対象にNMSが実施されてきた。

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