特集 いま知っておきたい 先天性代謝異常症などの新生児マススクリーニング
総論
タンデムマス法を用いた検査
味原 さや香
1
,
大竹 明
1
AJIHARA Sayaka
1
,
OHTAKE Akira
1
1埼玉医科大学病院小児科/ゲノム医療科
pp.223-227
発行日 2026年3月10日
Published Date 2026/3/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002615
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はじめに
新生児マススクリーニングはGuthrie法によるフェニルケトン尿症の早期発見治療のため,1960年代に実用化された。わが国では1977年から公費実施され,対象疾患は6疾患(フェニルケトン尿症,ホモシスチン尿症1型,メープルシロップ尿症,ガラクトース血症,甲状腺機能低下症,先天性副腎皮質過形成症)であった。1990年代に入るとタンデムマス法が応用されるようになり,2014年度から同法によるスクリーニングが全国的に導入され,公費での対象疾患は20疾患にまで拡大した。

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