特集 妊娠高血圧症候群2024
臨床編:母児の予後
出生児の短期予後
河野 由美
1
KONO Yumi
1
1自治医科大学小児科学
pp.1426-1430
発行日 2024年10月10日
Published Date 2024/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000001764
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
妊娠高血圧症候群(hypertensive disorders of pregnancy:HDP)母体の児は,早産,低出生体重,あるいはsmall for gestational age(SGA)で出生することが多いことが知られている1,2)。児の生命予後,新生児合併症,短期予後には母体のHDPの影響に加え,児の未熟性,胎児発育不全(fetal growth restriction:FGR)の程度が関わるため,必ずしも結果は一致していない。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.