今月の臨床 糖代謝異常合併妊娠のベストマネジメント─成因から管理法,母児の予後まで
出生児の予後と管理
糖代謝異常合併母体児の短期予後と管理
楠田 聡
1
1杏林大学医学部小児科
pp.1006-1013
発行日 2018年10月10日
Published Date 2018/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209510
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●糖代謝異常合併母体児には多くの合併症を高頻度に認め,全例で何らかの医学的監視が必要であることを知っておく.
●最も頻度が高いのは出生後の低血糖なので,全例で血糖値をモニタリングし,早期に介入を実施する.
●重度の低血糖が継続した場合には,脳障害に繋がるが,早期介入により回避可能である.
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