特集 母子感染の最新知識
各論
ウイルス感染症 HIV
山田 里佳
1,2
,
喜多 恒和
1,3
YAMADA Rika
1,2
,
KITA Tsunekazu
1,3
1厚生労働科学研究費補助金エイズ対策政策研究事業「HIV感染者の妊娠・出産・予後に関するコホート調査を含む疫学研究と情報の普及啓発方法の開発ならびに診療体制の整備と均てん化のための研究班」
2JA愛知厚生連海南病院産婦人科
3奈良県総合医療センター産婦人科
pp.575-580
発行日 2024年5月10日
Published Date 2024/5/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000001551
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要 旨
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は性交渉,血液曝露により感染する。妊婦がHIVに感染している場合母子感染が起こりうるが,妊娠早期のHIVスクリーニング検査による感染の診断,妊娠早期からの抗HIV療法など母子感染予防対策を適切に実施すれば母子感染はほぼ防げる。
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