増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル
産科編
Ⅱ.妊娠関連疾患
HIV感染症
白野 倫徳
1
,
山田 里佳
2
,
喜多 恒和
3,4
1大阪市立総合医療センター感染症内科
2JA愛知厚生連海南病院産婦人科
3奈良県総合医療センター周産期母子医療センター
4奈良県総合医療センター産婦人科
pp.288-290
発行日 2020年4月20日
Published Date 2020/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210031
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処方のポイント
◆すべてのHIV感染妊婦に対して,抗レトロウイルス療法(cART)を実施すべきである.
◆核酸系逆転写酵素阻害薬2剤とプロテアーゼ阻害薬またはインテグラーゼ阻害薬1剤の組み合わせが推奨される.
◆母子感染予防対策を適切に施行すれば,HIV母子感染はほぼ防止できる.
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