増刊号 周産期診療のための病態生理
[新生児編]
感染
早産時の皮膚はどのような機序で成熟するのか
福田 理紗
1
,
吉田 和恵
1
FUKUDA Risa
1
,
YOSHIDA Kazue
1
1国立成育医療研究センター小児外科系専門診療部皮膚科
キーワード:
早産児
,
皮膚バリア
,
感染症
Keyword:
早産児
,
皮膚バリア
,
感染症
pp.427-429
発行日 2023年12月28日
Published Date 2023/12/28
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000001334
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早産児の皮膚
近年の新生児医療の進歩により,未熟な児が救命できるようになってきた。しかし,早産児の皮膚は薄く,皮膚バリアが未熟であるため,物理的な外的要因に対して脆弱である。皮膚の管理は児の水分,循環管理のほか,感染症対策にも多大な影響を与えるため,皮膚の成熟の過程を理解し,適切な管理を行うことが必要である。
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