特集 迫り来る2020:新規保険収載へのロードマップと適正運用
各論:内保連
6.母体・胎児集中治療室加算
市塚 清健
1
K. Ichizuka
1
1昭和大学横浜市北部病院産婦人科
pp.1335-1340
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001060
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2020(令和2)年度診療報酬改定に向けて日本産科婦人科学会は「母体・胎児集中治療室加算」を内科系学会社会保険連合(内保連)へ保険未収載技術として,新たに提案書を提出した。本加算は胎児発育不全,胎児奇形など胎児異常を伴うもの,妊娠32週以降の切迫早産,胎盤位置異常,産褥大量出血,出血性ショックの管理などを想定したものであり,現行のハイリスク妊娠管理加算では算定要件を満たさないが,ほぼ同等の管理を要するものを対象としており収載が望まれる。
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