特集 耳科診療の論点―異なる立場の対話とディベート―
さまざまな治療法の中から
気導補聴器が使えない伝音難聴,混合性難聴の治療について―軟骨伝導補聴器の立場から―
江﨑 友子
1
Tomoko Esaki
1
1あいち小児保健医療総合センター耳鼻いんこう科
キーワード:
伝音難聴
,
混合性難聴
,
軟骨伝導補聴器
,
外耳道閉鎖症
,
聴覚補償
Keyword:
伝音難聴
,
混合性難聴
,
軟骨伝導補聴器
,
外耳道閉鎖症
,
聴覚補償
pp.305-307
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000001001
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はじめに
軟骨伝導補聴器は軟骨の振動を介して音を伝える新しいタイプの補聴器である1~3)(図1)。2017年11月より市販が開始され,2023年10月現在,全国150以上の医療機関で取り扱われている。
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