特集 先天性難聴への対応
両側小耳症と骨伝導補聴器・軟骨伝導補聴器
加藤 秀敏
1
,
南 修司郎
1
,
加我 君孝
2,3
Hidetoshi Kato
1
,
Shujiro Minami
1
,
Kimitaka Kaga
2,3
1国立病院機構東京医療センター耳鼻咽喉科
2国立病院機構東京医療センター感覚器センター
3神尾記念病院聴覚クリニック
キーワード:
両側小耳症
,
外耳道閉鎖症
,
骨伝導補聴器
,
軟骨伝導補聴器
,
聴覚補償
Keyword:
両側小耳症
,
外耳道閉鎖症
,
骨伝導補聴器
,
軟骨伝導補聴器
,
聴覚補償
pp.757-760
発行日 2022年7月1日
Published Date 2022/7/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000000192
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はじめに
両側小耳症および外耳道閉鎖症は出生率が10万人に1人の稀少疾患である。およそ9~10歳前後で耳介形成術,外耳道形成術の聴力改善術が行われるまでは平均聴力60~70dBの伝音難聴を認める1)。
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