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特集 伝音難聴を克服する 一歩進んだ診断と手術・人工聴覚器の適応の見極め
《人工聴覚器をどう使う?》
補聴器(気導・骨導・軟骨伝導)の適応と課題
Air-, bone-, and cartilage-conduction hearing aid fitting in conductive hearing loss
西村 忠己
1
Tadashi Nishimura
1
1奈良県立医科大学耳鼻咽喉・頭頸部外科/めまい難聴センター
キーワード:
気導補聴器
,
骨導補聴器
,
軟骨伝導補聴器
,
外耳道閉鎖症
,
耳漏
Keyword:
気導補聴器
,
骨導補聴器
,
軟骨伝導補聴器
,
外耳道閉鎖症
,
耳漏
pp.54-58
発行日 2024年1月20日
Published Date 2024/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203565
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POINT
●伝音難聴は感音難聴に比べ,装用効果を得ることは比較的容易であるが,疾患が装用に与える影響を考慮する必要がある。
●装用効果だけでなく,装用感,審美性,経済性を含めた検討が重要である。
●気導補聴器の装用に問題なく,十分な装用効果が得られる例では,気導補聴器が優先される。
●装用可能な補聴器の選択肢を示し,メリット,デメリットを説明し,試聴などを行って評価する。
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