特集 チームで支える頭頸部癌診療
チームで行う頭頸部癌診療の多職種連携
がんゲノム医療の立場から
安藤 瑞生
1
Mizuo Ando
1
1岡山大学学術研究院医歯薬学域耳鼻咽喉・頭頸部外科学
キーワード:
チーム医療
,
頭頸部癌
,
がんゲノム医療
,
エキスパートパネル
Keyword:
チーム医療
,
頭頸部癌
,
がんゲノム医療
,
エキスパートパネル
pp.1580-1584
発行日 2022年12月1日
Published Date 2022/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000000403
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開始後3年が経過したがんゲノム医療
本邦のがんゲノム医療の基本方針は,2017年にがんゲノム医療推進コンソーシアム懇談会(厚労省)において示された。2018年のがん対策推進基本計画(第3期)では,「ゲノム医療を必要とするがん患者が,全国どこにいてもがんゲノム医療を受けられる体制を段階的に構築する」方針を示しており,これらに基づいてがんゲノム情報管理センター(C-CAT:Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics)が国立がん研究センターに設置され,全国のがんゲノム医療中核拠点病院等とともに,がんゲノム医療情報の集約・保管,保険診療の質の向上,新たな医療の創出を目指すこととなった。
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