特集 先天性難聴への対応
難聴児の療育・教育方法の選択―コミュニケーション手段の特徴も含めて
小渕 千絵
1
,
山本 弥生
1
Chie Obuchi
1
,
Yayoi Yamamoto
1
1国際医療福祉大学成田保健医療学部言語聴覚学科
キーワード:
難聴児の療育
,
難聴児の教育方法
,
コミュニケーション手段
,
早期介入
Keyword:
難聴児の療育
,
難聴児の教育方法
,
コミュニケーション手段
,
早期介入
pp.761-764
発行日 2022年7月1日
Published Date 2022/7/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000000193
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
難聴児の療育・教育方法の現状
新生児聴覚スクリーニング,精密聴力検査によって難聴の確定診断が行われた場合には,できるだけ早期に療育が開始されることが望まれる。Yoshinaga-Itanoら1)は,生後6カ月以内に療育を開始する1-3-6ゴールに基づいた難聴児の早期支援は,その後の言語獲得の促進に関与すると報告している。最近では1-2-3ゴールも提案されつつあり2),より早期からの支援の重要性も考えられている。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.