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特集 予防医学からみた腎疾患診療
【CKDの発症・進展と合併症のリスクとされるエビデンス】
血圧 レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系と腎障害
Renin-angiotensin-aldosterone system and kidney injury
木戸口 慧
1
,
西山 成
1
KIDOGUCHI Satoshi
1
,
NISHIYAMA Akira
1
1香川大学医学部 薬理学
キーワード:
腎内RAAS
,
尿中アンジオテンシノーゲン
,
ミネラルコルチコイド受容体
Keyword:
腎内RAAS
,
尿中アンジオテンシノーゲン
,
ミネラルコルチコイド受容体
pp.815-820
発行日 2022年5月25日
Published Date 2022/5/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000164
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はじめに
レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(RAAS)は血圧や体液バランスの調整にかかわっていることが知られてきたが,加えて,その活性化が直接的に腎障害に寄与するというエビデンスが集積してきている。今日,慢性腎臓病(CKD)の管理にあたって,このRAASを制御することは必須ともいえる。
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