増刊号特集 泌尿器科検査パーフェクトガイド
Ⅰ知っておきたい泌尿器科検査の手順のコツ
[3]内分泌機能検査
レニン─アンジオテンシン─アルドステロン系の検査
田辺 晶代
1
1国立国際医療研究センター病院糖尿病内分泌代謝科
pp.39-41
発行日 2017年4月5日
Published Date 2017/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205908
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ここがポイント
◉高血圧,血清カリウム値異常の鑑別診断や病態把握の際には,血漿アルドステロン濃度(PAC)と血漿レニン活性(PRA)あるいは血漿レニン濃度(ARC)を同時に測定する.
◉PAC高値かつPRA低値の場合は,原発性アルドステロン症,PAC・PRAともに高値の場合は,続発性アルドステロン症を疑う.
◉PAC,PRA,ARC,PAC/PRA比は種々の要因で変動するため,疑わしい症例では反復して検査を行う.
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