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特集 消化器内視鏡寸言集2025
Ⅵ.胆膵
胆膵内視鏡診療でも画像記録は大切
Record your biliopancreatic endoscopy
安田 健治朗
1
Kenjiro Yasuda
1
1京都第二赤十字病院消化器内科
pp.601-601
発行日 2025年4月25日
Published Date 2025/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000002034
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解説
日本の内視鏡医は画像の記録が好きである。記録が好きというより満足できる画像を残すことを無上の喜びとしている。これは消化管の二重造影による画像診断が画像の記録やその質に直結していたことと無関係ではない。いかに正確で綺麗な画像を記録できるかが,その読影と相まって診断能の向上を支えてきた経緯が伝統となり消化器内視鏡医の心に根を張っているように思われる。これはファイバースコープから電子スコープ,さらにその撮像素子が進歩しても同様であった。色素内視鏡や狭帯域光観察(narrow band imaging:NBI),構造色彩強調機能(texture and color enhancement imaging:TXI)などの画像強調観察が加わった時代においても変わることはなかったと思っている。
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