消化器内視鏡の技術革新-開発秘話と次世代内視鏡医療の構築に向けて
技術革新と開発秘話 胆膵内視鏡の技術革新
良沢 昭銘
1
,
岩野 博俊
,
田場 久美子
,
谷坂 優樹
,
原田 舞子
,
小畑 力
1埼玉医科大学国際医療センター 消化器内科
キーワード:
総胆管結石症
,
Roux-en-Y吻合術
,
内視鏡的括約筋切開術
,
胆道鏡法
,
内視鏡的乳頭バルーン拡張術
,
膵管鏡法
,
内視鏡的胆道ドレナージ
Keyword:
Anastomosis, Roux-en-Y
,
Sphincterotomy, Endoscopic
,
Choledocholithiasis
pp.1373-1378
発行日 2016年8月20日
Published Date 2016/8/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2016397517
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ERCPは,1969年本邦から世界中に広められた.その後,内視鏡的胆管結石除去術の基本となるESTも本邦において開発され,現在では多くの施設で第一選択の手技となっている.さらに,胆膵内視鏡分野では,内視鏡的胆管ドレナージ術,術後再建腸管に対するバルーン内視鏡による胆膵内視鏡処置,胆管・膵管内視鏡などさまざまな技術革新がなされてきた.今後さらなる技術革新が本邦から発信されることが期待される.
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