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特集 スキルアップ内視鏡診療
Ⅵ.胆膵
[挿入・観察]
超音波内視鏡専用機の挿入の基本と困難症例の克服の仕方
Ultrasonic endoscope intubation: Basics and techniques for difficult cases
菅野 敦
1
,
池田 恵理子
1
,
安藤 梢
1
,
横山 健介
1
,
山本 博徳
1
Atsushi KANNO
1
,
Eriko IKEDA
1
,
Kozue ANDO
1
,
Kensuke YOKOYAMA
1
,
Hironori YAMAMOTO
1
1自治医科大学内科学講座消化器内科学部門
キーワード:
コンベックス走査式
,
ラジアル走査式
,
EUS挿入法
Keyword:
コンベックス走査式
,
ラジアル走査式
,
EUS挿入法
pp.295-300
発行日 2024年10月18日
Published Date 2024/10/18
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001703
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Tips
● EUSスコープの挿入を始める前にEUSスコープの先端の特徴を理解する。
● 無理にEUSスコープを押し進めることはしない。
● 検査の施行前に,体外でEUSスコープの挿入方向をイメージしてから行う。
● 先端バルーンを若干膨らませてEUSスコープを挿入する。
● 幽門輪の通過の際には,幽門輪が6時方向に消えるように挿入する。
● 脱気水の注入は視野の確保に有用である。
● 挿入困難例では直視鏡に変えて,X線透視下に直接観察すること,ガイドワイヤなどを用いることが有効である。
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