Japanese
English
特集 胆膵EUSのトラブルシューティング
[診断的EUS/EUS-FNA 各論]
EUS
膵ルーチン観察:見落としやすい部位と対処法
Routine observation of the pancreas with EUS: tips for overcoming blind spots
菅野 敦
1
,
三輪田 哲郎
1
,
長井 洋樹
1
,
池田 恵理子
1
,
安藤 梢
1
,
川崎 佑輝
1
,
横山 健介
1
,
玉田 喜一
1
,
山本 博徳
1
Atsushi Kanno
1
,
Tetsurou Miwata
1
,
Hiroki Nagai
1
,
Eriko Ikeda
1
,
Kozue Ando
1
,
Yuki Kawasaki
1
,
Kensuke Yokoyama
1
,
Kiichi Tamada
1
,
Hironori Yamamoto
1
1自治医科大学内科学講座消化器内科学部門
キーワード:
ラジアル走査式
,
コンベックス走査式
,
描出法
Keyword:
ラジアル走査式
,
コンベックス走査式
,
描出法
pp.1912-1917
発行日 2022年12月25日
Published Date 2022/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000553
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はじめに
EUSは1982年に実用化されて以降広く用いられるようになり,胆膵疾患の診療には欠かせないモダリティとなった。EUSの使用法は画像診断のみならず,EUS-FNAによる病理組織学的診断から,EUS-guided biliary drainage(EUS-BD),EUS-guided pancreatic duct drainage(EUS-PD)などの治療に至るまで,その用途は多岐にわたる。しかし対象の臓器を正確に描出ができなければ,いずれの手技も施行することはできない。胆道や膵臓の解剖は個人差が大きく,良好に描出することが困難な症例に遭遇する。
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