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特集 消化管内視鏡AI:Updated
[下部消化管AI:市販化されたAIの特徴とその使用法:CADe]
CAD EYE(富士フイルム)による大腸ポリープ検出支援の臨床応用
CAD EYE (Fujifilm, Tokyo, Japan)
北沢 尚子
1
,
中島 寛隆
1
,
榊 信廣
1
,
門馬 久美子
1
Naoko Kitazawa
1
,
Hirotaka Nakashima
1
,
Nobuhiro Sakaki
1
,
Kumiko Momma
1
1早期胃癌検診協会附属茅場町クリニック
キーワード:
computer-aided detection(CADe)
,
腺腫発見率
,
腺腫見逃し率
Keyword:
computer-aided detection(CADe)
,
腺腫発見率
,
腺腫見逃し率
pp.1715-1720
発行日 2023年12月25日
Published Date 2023/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001155
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はじめに
人工知能(artificial intelligence:AI)を活用した各種医療機器のなかで,消化器内視鏡は研究と実用化の両面で急速な進化を続けている。この領域では機械学習を基盤としたコンピュータ診断支援(computer-aided diagnosis:CAD)が開発され,すでにいくつかの医療機器が臨床で使用されている。本稿では下部消化管AIのCAD EYE(EW10-EC02,富士フイルム社: 以下CAD EYE)について,computer-aided detection(CADe)の視点から,その特徴と臨床応用の各論を解説する。
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