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特集 消化管内視鏡AI:Updated
[下部消化管AI:市販化されたAIの特徴とその使用法:CADe]
EndoBRAINⓇ-EYEにおける動画解析による性能評価(偽陽性に関して)
EndoBRAINⓇ-EYE (Olympus, Tokyo, Japan)
奥村 大志
1
,
今井 健一郎
1
,
堀田 欣一
1
,
伊藤 紗代
1
,
岸田 圭弘
1
,
高田 和典
1
,
小野 裕之
1
Taishi Okumura
1
,
Kenichiro Imai
1
,
Kinichi Hotta
1
,
Sayo Ito
1
,
Yoshihiro Kishida
1
,
Kazunori Takada
1
,
Hiroyuki Ono
1
1静岡県立静岡がんセンター内視鏡科
キーワード:
ポリープ
,
アップデート
,
偽陽性
Keyword:
ポリープ
,
アップデート
,
偽陽性
pp.1709-1714
発行日 2023年12月25日
Published Date 2023/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001154
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はじめに
大腸癌は本邦だけでなく国際的に癌死の主要な原因である。大腸内視鏡検査における腺腫発見割合(adenoma detection rate:ADR)は大腸内視鏡検査後大腸癌(post colonoscopy colorectal cancer:PCCRC)の発生・死亡と逆相関を示し,ADRが向上することで大腸癌死亡率を低下させる可能性が示唆されている1)。腸管洗浄不良や回盲部到達不能以外のPCCRC発生原因の60%が病変の見落としとされ,実臨床では腫瘍性ポリープの約22%が見落とされていると指摘されている2)。
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