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特集 進化し続けるIEE
[各論 IEEを使いこなす]
上部消化管内視鏡
《Note》胃炎の京都分類にIEEを活用する
Application of IEE for Kyoto Classification of Gastritis
小野 尚子
1
,
東野 真幸
1
,
松本 将吾
1
,
大野 正芳
1
,
山本 桂子
1
Shoko Ono
1
,
Masayuki Higashino
1
,
Shougo Matsumoto
1
,
Masayoshi Ono
1
,
Keiko Yamamoto
1
1北海道大学病院/北海道大学大学院医学研究院消化器内科
キーワード:
画像強調内視鏡
,
胃炎の京都分類
,
腸上皮化生
Keyword:
画像強調内視鏡
,
胃炎の京都分類
,
腸上皮化生
pp.341-344
発行日 2023年3月25日
Published Date 2023/3/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000673
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胃炎の京都分類
内視鏡的に遭遇する19の胃炎所見の用語を統一し,Helicobacter pylori(H. pylori)感染状態別に整理した胃炎の京都分類が2014年に刊行された1)。各所見からH. pylori未感染胃粘膜,H. pylori感染胃粘膜,H. pylori既感染胃粘膜と感染状態を推察できる(表1)1)。これらの所見のなかで,白色光観察と画像強調内視鏡(image-enhanced endoscopy:IEE)で評価が異なる可能性がある所見には,萎縮,びまん性発赤,腸上皮化生があげられる。
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