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特集 診療に役立つ内視鏡分類2024
[胃]
胃炎
Gastritis
鎌田 智有
1
,
村尾 高久
1
,
砂金 彩
1
,
勝又 諒
1
Tomoari Kamada
1
,
Takahisa Murao
1
,
Aya Sunago
1
,
Ryo Katsumata
1
1川崎医科大学総合医療センター健康管理学
キーワード:
胃炎
,
木村・竹本分類
,
胃炎の京都分類
Keyword:
胃炎
,
木村・竹本分類
,
胃炎の京都分類
pp.48-56
発行日 2024年1月25日
Published Date 2024/1/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001193
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Ⅰ.分類の来歴
胃炎の分類はこれまでに時代とともに変遷をしてきている。胃炎の内視鏡診断においては,1920年代に発表されたSchindler1)の胃鏡による胃炎診断と分類に始まり,胃炎の発生部位と原因により評価したStrickland & Mackay2)の分類(A型胃炎,B型胃炎)などが代表的である。Schindlerは慢性胃炎を原発性胃炎と胃癌や消化性潰瘍などに伴う随伴性胃炎に分類し,さらに原発性胃炎を慢性表層性胃炎,慢性萎縮性胃炎,肥厚性胃炎に細分類している。
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