Japanese
English
特集 上部消化管内視鏡のトラブルシューティング
[各論]胃十二指腸ステント留置術
ステント留置後に穿孔した
Perforation after gastric/duodenal stent placement
高橋 翔
1
,
冨嶋 享
1
,
石井 重登
1
,
藤澤 聡郎
1
,
伊佐山 浩通
1
Sho Takahashi
1
,
Ko Tomishima
1
,
Shigeto Ishii
1
,
Toshio Fujisawa
1
,
Hiroyuki Isayama
1
1順天堂大学附属順天堂医院消化器内科
キーワード:
十二指腸ステント
,
偶発症
,
穿孔
Keyword:
十二指腸ステント
,
偶発症
,
穿孔
pp.242-243
発行日 2023年2月25日
Published Date 2023/2/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000646
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はじめに
悪性胃・十二指腸閉塞に対する内視鏡的十二指腸ステント留置術は外科的胃空腸バイパス術と比較して低侵襲でありながら,技術的成功率97.3%,臨床的成功率85.7%と高い有効性と安全性から2010年の保険適用となって以降,幅広く施行されている1)。本稿では十二指腸ステント留置後に穿孔した際のトラブルシューティングについて解説する。また十二指腸ステントの総説に関しては高原らの報告がよくまとまっている2)。
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