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特集 大腸T1癌の診断と治療―内視鏡医・外科医・病理医のクロストーク―
[各論 追加治療―予後を考慮した追加治療の判断:大腸T1癌のリンパ節転移と再発―短期・長期予後の観点から]
《Note》局所遺残に対する追加治療(内視鏡治療)
Endoscopic treatment for a locally recurrent lesion
田中 寛人
1
,
佐藤 圭吾
1
,
春日 健吾
1
,
栗林 志行
1
,
浦岡 俊夫
1
Hirohito Tanaka
1
,
Keigo Sato
1
,
Kengo Kasuga
1
,
Shiko Kuribayashi
1
,
Toshio Uraoka
1
1群馬大学大学院医学系研究科消化器・肝臓内科学
キーワード:
局所遺残病変
,
内視鏡的粘膜下層剥離術
,
UEMR
Keyword:
局所遺残病変
,
内視鏡的粘膜下層剥離術
,
UEMR
pp.106-108
発行日 2023年1月25日
Published Date 2023/1/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000598
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はじめに
局所遺残病変は瘢痕による粘膜下層の線維化により内視鏡治療の技術的難易度が高い。局所遺残の多くはポリペクトミーやEMRによる不完全切除による再発であり,線維化が限局的であれば内視鏡治療の適応となる。また強固な粘膜下層の線維化が予想される病変でもESDの技術的な進歩により先進施設においては内視鏡治療が行われている。
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