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特集 症例から学ぶ大腸ESD―失敗しないためのKnacks & Tips―
[各論 症例から学ぶESD:部位別攻略法]
肛門縁・歯状線にかかる病変
Lesions extending to the anal verge or dentate line
山下 賢
1
,
岡 志郎
2
,
田中 秀典
1
,
嶋本 文雄
3
,
田中 信治
1
Ken Yamashita
1
,
Shiro Oka
2
,
Hidenori Tanaka
1
,
Fumio Shimamoto
3
,
Shinji Tanaka
1
1広島大学病院内視鏡診療科
2広島大学病院消化器・代謝内科
3広島都市学園大学健康科学部看護学科
キーワード:
肛門
,
歯状線
,
ESD
Keyword:
肛門
,
歯状線
,
ESD
pp.1656-1659
発行日 2022年10月25日
Published Date 2022/10/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000494
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はじめに
大腸腫瘍に対するESDは,病変径・局在を問わず一括切除可能な内視鏡切除手技である1~3)。しかし,肛門縁から歯状線までの領域は知覚神経の分布,粘膜下層の静脈叢,内腔の狭さなどが存在する特殊な部位である。本稿では,肛門縁・歯状線にかかる大腸腫瘍に対するESDのストラテジーと工夫,偶発症について解説する。
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