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特集 胃疾患アトラス 改訂版
各論
Ⅲ. 陥凹を呈する病変
1. 上皮性・非腫瘍性陥凹病変
胃結核
Tuberculosis
池上 幸治
1
,
蔵原 晃一
1
,
大城 由美
2
Koji IKEGAMI
1
,
Koichi KURAHARA
1
,
Yumi OSHIRO
2
1松山赤十字病院胃腸センター
2松山赤十字病院病理診断科
キーワード:
特殊型胃炎
,
消化管結核
,
陥凹性病変
Keyword:
特殊型胃炎
,
消化管結核
,
陥凹性病変
pp.202-203
発行日 2022年10月20日
Published Date 2022/10/20
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000417
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疾患の概要
胃結核は結核菌Mycobacterium tuberculosisにより引き起こされる消化管感染症の一つである。結核菌はリンパ組織に生着することから,消化管におけるおもな罹患部位はリンパ組織に富む回盲部である。胃はリンパ組織に乏しいため消化管結核のなかでも非常に稀であり,消化管結核全体の3.8%と報告されている1)。
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